少し前の話ですが、日産のEV体験試乗会にお邪魔させて頂きました。
今日は其の時の話を、少々。
まず、試乗した車自体は、正式発表を控えた「日産リーフ」の先行開発車両で有る「EV11」と言う車で、おそらく外見等のインターフェース以外は「リーフ」そのものだろうと思われます。
ガソリン車と電気自動車の最大の違いはそのパワーリソースに有ります。
ガソリン車が燃料タンクの中のガソリンを、エンジンによって徐々にエネルギーに変えて行くのに対し、電気自動車の場合は、バッテリー(燃料タンクの様に思われがちですが)の中には、既にエネルギーが満たされているのです。
この違いは、エンジンが「エネルギーを作る」のに対し、「モーターはエネルギーを解放する」と言っても過言では無い程に、役割が違うのです。
今回試乗した「EV11」も素晴しいフィーリングでした。
ガソリン車がポンプで水を汲むのだとしたら、電気自動車は蛇口をひねる感じで、まさにイメージ通りの仕事を提供してくれるのですから。
今後に期待したい点としては、日産自慢のCVTと二軸取り出し型のスーパーモーターの原理を応用したメカニカルな回生、出力制御等、バッテリーとモーターとインバーターと言う各社横並びの開発競争の現状にに何とか風穴を開けてもらいたいものですね。
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